糖質制限で便秘になるって本当?
こんばんは。桜 咲月です。
前回より引き続き、糖質制限がもたらす体への影響についてのお話をさせていただきます。
テーマは「糖質制限と便秘」です。
糖質制限生活を始めて間もなく便秘になる方がいらっしゃいます。
実は私もなりました。
糖質制限が原因なのか、はたまた原因は別にあるのか。
私は元々お通じは良い方でしたので便秘に関して知識も経験もほとんどありませんでしたので、調べてみたところ分かってきたことがありますのでまとめました。
糖質制限が原因で便秘になる
結論からお伝えすると、糖質制限が原因で便秘になる事はあります。
ダイエットしているのに便秘になってしまってはなんだか本末転倒。
便秘になってしまっては肌トラブルを起こしがちになるし、新陳代謝が落ちてダイエットとは逆効果です。
体重が減りにくくなってしまってダイエットに対するモチベーション低下を招いてしまうことも…。
便秘はダイエット中は特に早急に解決したいトラブルの一つです。
まずは、糖質制限で便秘になる原因から探ってみましょう。
主な原因は下記の4点が挙げられます。
原因ごとに見てみましょう。
食事量の不足
糖質制限ダイエットは通常の食事から糖質を減らすという手法なので、単純に食事量が減ってしまう事があります。
食べている量が減ってしまっている状態では、今までと同じようにお通じがなくても当たり前です。
糖質制限ダイエットは食事量を減らして痩せるというダイエットではないので、カットした糖質と同等以上の量を野菜や肉で補いましょう。
ただし、野菜には糖質を多く含むものも(根菜・カボチャなど)ありますので要注意です。
葉物野菜は比較的糖質が低い野菜が多いです。
肉は、鶏肉は糖質が特に少ないのでオススメです。
食事の全体量は減らさないように食事を摂りましょう。
水分量の不足
炭水化物には水分が多く含んでいます。
その炭水化物を制限すると、無意識に水分量が減ってしまっているケースがあります。
糖質制限中に限らず、水分量が減ってしまっては排便が困難になります。
一日に2リットルを目標に水分摂取してください。
一気に飲まずに一日かけて少しずつ飲むようにするときちんと体内に吸収され有効活用されます。
特に起床してすぐに白湯を飲むと腸が働きだすのを感じると思います。
水を飲むのが難しい場合はレタスやキュウリなどの水分を多く含んだ野菜を積極的に食べましょう。
その時に糖質たっぷりのドレッシングをかけないで下さいね。
マヨネーズやシーザードレッシングは比較的糖質が低いのでオススメです。
食物繊維の不足
炭水化物には多く食物繊維が含まれています。
水分と同様、炭水化物を制限すると自ずと食物繊維の摂取量も減ってしまいがちなのです。
食物繊維は、豆・海草・きのこなどに多く含まれます。
豆・海草・きのこには糖質が低い食材が多くありますので、意識的に摂取するように心がけてください。
肉ばかりに偏っている
糖質をカットした分の多くを肉で補っていると、腸内に悪玉菌が増えて排便しにくくなります。
肉より野菜の方が多いくらいに見直してください。
理想は、肉の2倍の量の野菜を食べる事です。
先ほども述べましたが、糖質の高い野菜にご注意ください。
それでも改善しない便秘には「えん麦」がおすすめ
あなたがいつもしているとっておきの便秘解消法があれば、そちらを優先してください。
食事内容が劇的に変化していると、身体もそれについていこうと必死です。
その様なタイミングで新しい手法を取り入れるよりは、まずは、いつものやり方で試していただく方が好ましいと思います。
普段、便秘とは無縁な方が突然に便秘になると何をしたらよいか迷いますよね。
そんなあなたは上記の生活改善で便秘が改善されないようでしたら、えん麦 を是非お試しください。
えん麦 はテレビや雑誌などのメディアで度々紹介されていますのでご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
楽天ランキング1位の食品なので実際にお試しになっている方もたくさんいらっしゃるみたいですね。
えん麦は糖質制限ダイエットと相性抜群の食品
便秘改善が期待でいる食品は他にもたくさんあるのですが、えん麦 を糖質制限の方にオススメするには大きな理由があります。
それは、糖質の吸収を穏やかにする低GI食品だからです。
GI値は低いほどに血糖値の上昇が緩やかになり、インスリンの分泌が低く抑えられます。
えん麦 なら、糖質制限食を邪魔せずに便秘解消が期待できます。
私は糖質制限食にしてから度々便秘に悩まされましたので、えん麦 をスープに入れて簡単に取り入れていました。
手軽に作れる上に野菜(食物繊維)と水分も多く摂取できるので、えん麦入りのスープは作り置きしていつでも食べれるようにしてくと便利です。
ご家族がいる方は、あなたが召し上がる分をお皿にとってからえん麦 を入れてもいいですね。
えん麦 の香ばしい香りはお料理の味を邪魔しないばかりか、スープの風味を豊かにしてくれます。
えん麦 には食物繊維が玄米の9倍含まれており、簡単に多くの食物繊維を摂取することができます。
また、水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれていて、大腸内の善玉菌を増やし腸内環境を整え、水分を吸収して糞便のカサを増やし便通を促しますので便秘には非常に効果的です。
私の場合、えん麦 を食べた数時間後に便意を催します。
朝食べたならお昼過ぎに、夜食べたなら翌日の朝にはすっきりします。
個人差はあるのかもしれませんが、私は腹痛や下痢にならずに排便できたのでとってもえん麦 が重宝しました。
えん麦 は味に癖のない粉末なので、スープや飲み物に入れたり、お料理にも使えるので簡単に食生活に取り入れられるのも嬉しいポイントです。